2012年8月21日火曜日

illustratorでのメイキング

いつもustで配信やるときは下書きがすでに出来上がってる状態から配信だったので
下書き込みでメイキング記事書いてみます。スクショいっぱい撮ったのでちょっと長いかもです

下書きはSAIの鉛筆ツールで描きます。
画面をぐるぐる回せるので楽です。
こんな感じで大体の形と構図を描きます。
線が増えすぎてわけがわからなくなる対策のため筆圧感知は入れてません。最低限の線で描くように頑張ります

これちょっと自分でもびっくりするくらい適当…
レイヤーを増やして筆圧感知外した鉛筆ツールでザクザク描いていきます。
下書きの時点でパースおかしかったり構図がよくない部分を直しながらザックリ描きます。
小物や手の動きはここでしっかり描いておかないと後々イラレ作業でしんどいことに。
目と髪の毛の影のラインを描いておきます。
下書きはここまでで終わりです。次からイラレ作業に入ります。
イラレに下書きを配置して透明度を下げました。
ペンツールでトレースしていきます。
顔がかわいくできるとモチベーション維持になりやすいので目から開始。

目、鼻、口のみ塗りでトレースしています

顔パーツ以外は線でどんどんトレースしていきます。
これは全パーツトレースし終わったところです。
線を全て選択してから
オブジェクト→パス→線を塗りに変換
で、線を全て塗りに変換します。

塗りに変換された主線に強弱を与えていきます。
これは女の子のみ線を整え終わったところ。
背景のドーナツとクマ達はまだ線に手を入れていません。
重なり合ってごちゃごちゃしてるところは
ナイフツールでザクザク切って消していきます。

全てのパーツの線を整えました。
手を入れる状態よりも主線にメリハリが出てると思います。
塗りを作ります。
主線のあるレイヤーをコピーして、塗りで囲まれてる部分を選択してパスファインダで合流。
すると塗り部分が「?」になるので何か一色で指定。
画像のようにベタ塗りになります。
黒のままだと見えにくいため塗りを緑に変更。
見えにくいですがレイヤー構成は画像のようになっています。
後に主線の色を調整するために主線レイヤーと塗りレイヤーを分けています。
とりあえず脳内イメージの色をポンポンおいていきます。
早く緑のところをなくすんだ!

だいたいの色を置き終わったら悩みます。
仕上がった時の色合いや細かい色使いに一番気を使うので、ここで一旦放置します。
気分がリフレッシュしてからまた配色に悩んでを繰り返します。
決まらない時は本当にダメで、3~4日放置することもあります。
悩みに悩んで色が決定しました。
塗りの色に合わせて主線の色も変えています。

ここから影や服のしわなどの細かいところに塗りで色を付けていきます。
しんどいけど一番楽しい作業です。
何だか一気に仕上がっちゃいましたが、影つけ終わりました。
なじませたいところは乗算を使い、細かい色の調整をしつつ背景やロゴも作って配置します。

あっという間ですが、所要時間は下書き含め6時間くらい。
配色に悩んで放置した時間は5時間くらい?
ちなみに私はペンタブのペンでパスを引いてます。intuos4の一番小さいやつです。
画面の端から端までカーソルを動かすのが面倒なので小さいペンタブでやってます。
慣れるとイラレでペンタブはすごく使いやすいです!

すごく簡素なメイキングでしたが見て下さってありがとうございました。
ごくたまーにustで作業配信もやってます。その際はtwitterでお知らせしていますので是非ご覧になってみて下さい。